テキスト

ASKA×ハイレゾ

CDの衰退が進み、音楽は今や配信で聴くのが当たり前。そして大容量配信が簡単になり、ハイレゾの時代が確実にやってきている。

ONKYOのサイトでは、ハイレゾ音源を配信しているが、ASKAさんの楽曲がトップ10の中の4曲を占めている。宇多田ヒカルを抑えてのトップ3独占だから、やはり強い。

実は、すでにハイレゾ音源はダウンロードしているのだが、ヘッドホンやスピーカーもハイレゾ対応でなければ、その良さを存分に味わうことはできない。機材もいいものにしなければ。

超高音質デジタルのハイレゾの時代になる一方、アナログレコードの温かみのある響きも、根強い人気を誇る。どっちつかずのCDが徐々に消えていく、という構図だろうか。

http://www.e-onkyo.com/music/album/smj4547366363043/

生きがい

最近、車の中でASKAさんの昭和歌謡曲カバーアルバムを聴いている。

ASKAさんといえばやはりシンガーソングライターなので、このアルバムは特によく聴くというわけではない、Too Many PeopleやBlack and Whiteをかなり聴いたので、久々に別のを流してみるか、という軽い感じで聴き流していた。

その中に、「生きがい」という曲があった。(GLAYの曲ではない。)とてもシンプルながら、旋律の起伏が自然で、心地いい曲だな、と思った。調べたら、由紀さおりさんの曲。ご本人の歌もいいが、牧美智子さんという方もカバーしている。カバーアルバムも、日頃聴かない曲の中から発見があるので、聴いてみるものだ。

作曲は、渋谷毅さん。さりげなくキラリとセンスが光る曲だな、と思ったが、やはり大物作曲家でした、と、いう話さ。

Weare

ASKAさんがWeareという、楽曲配信サイトを始められました。

https://weare-music.jp/
今のところASKAさん1人のみですが、次期にいろんなアーティストが音楽を配信するサイトになるらしいです。そしてハイレゾ音源を販売するというのも大きな特徴のようです。

 

『ミュージシャンは、楽曲を「24b・48k」で、待っていてくれたらいい。』

 

とのこと。CDが16b/44.1kなもんで、そこまでしなくていいかといままで思ってきたのですが、ASKAさんがハイレゾが普通になる時代を予見されているので、今後何か作るときは、24b/48kにしようかと思います。しかし、今のところ音楽制作ソフトのCubaseしか、ハイレゾを再生できる環境がないのが残念です。スマホもハイレゾ対応のものが欲しくなってきますね。

 

そう、高品質の音を作っても、それを再生する機器が普及しないと、なかなかハイレゾ音源は普及しません。

Too many people Music Video + いろいろ by ASKA

ASKAさんがインディーズから出した《Too Many People》は、既に何度も聴いたので、後からでたDVDは正直買わなくてもいいか?と思ったが、でもやっぱりどんな映像に仕上がっているか興味があり、結局は買った。

曲は知っていたとはいえ、間に挟まれる田家秀樹氏によるインタビューが面白かった。やはり、ASKAさんは歌うだけでなく、語る方だ。同じ音楽も、語られた後で改めて聴いてみると、また違った聴こえ方をするので面白い。

DVDを見て改めて歌詞も含め聴き直してみたが、道を踏み外したこと、世間に叩かれたこと、あることないこと書かれたことすらも、歌に昇華してしまうあたりが、本物のアーティストだなと改めて感じた。

 

特にタイトル曲《Too Many People》の歌詞など、かなり強烈だ。

 

“何度振りほどいても離れない危険 伝言ゲームで広がってゆく世間

もっと床に這いつくばれば喜ばれたのか 真実の顔は誰の元へ転がるのか”

 

 

FUKUOKA by ASKA 精神力と行動力

今年も残すところあとわずかになりました。いかがお過ごしでしょうか?

さて、ここ数年、警察沙汰で話題になってしまっているASKAさんですが、いよいよ新曲発売に先立ってYou Tubeに発表されました。FUKUOKAという曲です。

歌詞の中に”僕のニューシネマパラダイス”という印象的なフレーズがあるのですが、ピアノのイントロの中に、モリコーネの例の映画の中の音楽を彷彿させる箇所があり、なるほど、という感じです。モリコーネの音楽は、はっきり覚えていないのですが、bmのコードのあたりです。って、文字では説明しにくいのですが。

ピアノとギターのアコースティックな伴奏に、ASKA節は健在。こういうシンプルな編成は、歌声と詩の世界がより際立っていいですね。とても参考になります。

それにしても、なんやかんやの騒動の中、アルバムにまとめ、発表まで漕ぎ着けたという、精神力と行動力は、流石。改めて、色んな意味で唯一無二のアーティストであることを認識しました。

UNI-VERSE

ASKAさんのUNI-VERSEという曲、何度聴いてもいい曲だ。あるころから「すべてはつながっている」「宇宙」といった、スケールの大きいテーマを語り、歌うようになった気がするが、これも、そんなテーマの曲。音楽としては、サビの順次上行音形が、力強く、希望に満ち溢れた世界を作っている。コード進行としては、E♭→C♭というちょっと不思議な進行を意図的に使っているところがさすがだ。

売れる売れないという話

ASKAさんが薬物に手を出した原因の1つに、ここ最近90年代ほど楽曲が売れなくなってきたという説がある。本当のところは、本人のみ知るところだし、ここに書くのも憚られるもっと別の理由も挙げられてはいるが、最近のアルバムも、どんどん売上が落ちてきていたと、とあるサイトで報じられていた。しばらくカバーが続いていたので、それがあまり売れないというのは仕方ないと思う。しかし、ソロ最新作のScrambleは、まぎれもなく最高傑作だと個人的に思うのだが、それでも数字はそれほどでもないらしい。一部の人の間で物凄く評判がいいが、確かに自分の周りに買った人はちと見当たらない。いいものを作っても売れるとは限らない世の中でやっていくのは大変だ。

今回の事件は、色々な教訓があったと勝手に思っているが、その1つに、「売れるか売れないか、評価されるかされないかという基準で悩んだり行動したりしてはいけない」ということがある。他人の評価等、所詮その人の気分や利害関係によって簡単に変わってしまうものであり、そんなものに左右されることほど虚しいことはない。そう考えると、仮にチケットが1枚も売れなくても自分にとって価値があるから演奏活動をしようという自分のスタンスは悪くは無いのかもしれない。

※幸い、チケットが1枚も売れなかったということはない。聴いてくれる方に感謝。

「そろそろね 気づいてもいいだろう 全ては自分だってことを」(いろんな人が歌ってきたように)

ASKAさんdemo

CHAGE&ASKAのファンクラブウェブ会員になった。今まであまりアーティストのファンクラブに入るという気にはならず、気に入った曲はCDを買えばいいと思っていたのだが・・・

にもかかわらず会員になった理由はただ1つ。ASKAさんの新曲demoが聴けるからだ。昨年の騒動以来、活動自粛しているASKAさんが会員限定でdemoを配信しているらしい。そんな噂をきいて、即会員になった。

なるほど、demoというだけあり、打ち込み主体のトラックで、販売レベルではない。音圧もあまり上げていないし。しかし、メロディーセンスは流石。ミディアムテンポの、優しい世界。ASKA節も健在。scrambleという名盤を発表して以後、それっきりだったので、思わず聴き入ってしまった。公の活動は自粛しながらも、マイペースに曲は作っておられるらしい。

私みたいに打ち込みでトラックを作る者にとっては、今回のような「大物アーティストの制作の過程」を聴けるというのは大変ありがたい。今回のトラックも、イントロ、アウトロがつき、スタジオミュージシャンが生音に変え、作り込み、高品質なサウンドに仕上がっていくのだろう。参考になった。

何よりも昨年色々叩かれながらもしっかり自分の世界を持ってやっているというところが素晴らしいと思う。ASKAさんに限らず、(色々理由はあるにせよ)ゴーストライター問題や論文問題といい、この国は目立つ人を色々理由つけて叩くことを好む風潮があるので、その点が心配だが、そんな中でも「オレ流」を貫き、どういう形であれ自分にとって価値のある活動を続けることが大切なんだと今回のdemoで教えてもらったと勝手に思っている。