テキスト

Google Cloud Print

Chromebookは今のところ非常に快調に動いている。Wimaxとセットで使うのが前提だが、充電池のもちはいいし、8秒で起動、3秒でシャットダウンというのが魅力だ。そして動きは軽い。

さて、このように非常に便利なChromebookだが、ハードディスクが無いので、各種ドライバをダウンロードすることが出来ない。ということは、従来の方法でプリンタを使用し、紙に出力することは出来ないということになる。

これを解決するのが、Google クラウドプリントだ。今のところベータ版であり、実験段階という感じではあるが、これがなかなか凄い。まず、プリンタに接続されているPC(ドライバ搭載PC)でChromeブラウザを立ち上げ、ログインし、設定の項目でCloud Print機能をonにする。その後はドライバ搭載PCをつけていさえすれば、通常chromeはバックグラウンドで動いているので、Chromeブラウザは閉じてもOKだ。どうやらデータはChromebook→Googleサーバ→ドライバ搭載PC→プリンタという順序で送られるらしい。

あとは、Chromebookでアカウントにログインすれば、Chromebookからプリントアウトできる。

今のところドライバ搭載PCを立ち上げなければ使えないという問題はあるが、「ドライバなしのパソコンからでもプリントアウトできる」という点が画期的だ。流石Google。やることが違う。今後、「クラウドプリント対応プリンタ」が続々と発売予定らしいから、そうすると益々使い勝手は良くなるだろう。今後、海外旅行中にパソコンを操作して、自宅のプリンタから出力しておくなんてことも普通になっていくのだろう。

Chromebook 来たる

初めてWindowsではないパソコンを購入した。それは、今年発売の”Chromebook”というもの。グーグルが開発した”Chrome OS”が搭載された機種だ。このパソコン、根本的な考え方がWindowsやMacなどとは異なる。ネットにつないで、全ての処理をクラウド上(パソコン本体ではなく、サーバー上)で行うというものだ。これはグーグルの「クラウドコンピューティング」の理念が反映された新しいタイプのパソコンである。

各種処理をクラウド上で行うことの利点は
1,ウィルス対策はグーグルが行ってくれるので、感染しにくい。
2,データをパソコン上に保存しないので、動きが重くなることがなく、世界中どこからでも同じデータにアクセス出来る。
3,自分でアップデートする必要なし。(自動的に更新され、常に新しいバージョンで利用できる)

など色々ある。デメリットといえば、「ネットにつなぐことが出来なければ使い物にならない(オフラインで作業できない)」ことくらいか。

今のところ、サムスンとエイサーの2社が販売している。今回はエイサー製を買ってみた。日本では大々的には販売されていない(販売しているところもあるが、やたら高い。。。)ため、海外の転送サービスなど利用しなければならない。海外での通常販売価格より5千円程度高くなってしまうのだが、それでも輸入代理店などを通すよりは安い。全て込みで3万円台で購入できた。値段にも納得。

使ってみたが、メールやドキュメントなど、グーグルのサービスを普段から利用している人にとっては、便利なことこの上なし。パソコンを開くと、8秒程度で起動!軽い。シャットダウンはわずか3秒。電池は8時間ほどもつらしい。Windowsを使い慣れた人にとっては、ビックリのパソコンだ。起動後は、ネットの接続設定をして、グーグルのアカウント情報を入力すると、いつものブラウザ”Chrome”が画面いっぱいに表示される。「パソコンを起動する」という行為が、断然お手軽なものになる。

Windowsは基本的に処理をコンピュータ内で行うため、ウィルス対策、データ保存などが原因で使っていくうちにやたら動作が重くなってくるという弱点がある。その根本的な弱点を克服し、必要な機能に絞って開発されたのがこの”Chromebook”といえると思う。まだまだ専門的なソフト{FinaleやCubaseなど)を使う場合はWindowsやMacを使う必要があるが、メールやワープロなど、基本的な機能を利用する分には、動作が軽く手軽に使えるクラウド型パソコンの方がはるかに便利だと思う。今後、クラウド上で利用するサービスももっと増えていくだろうし、今後のパソコンの主流はこのような「クラウド上処理型」になっていくのではないかと思う。

さて、自分の演奏会の曲目解説も、Chromebookで、グーグルドキュメントを使って作成するとするか。その前に、暗譜をしっかりしなければ、だが。

爆笑バトルライブin橿原 東京03、サンドウィッチマンなど

東京03とサンドウィッチマンが橿原文化会館にやってくる!ということでお笑いライブ「爆笑バトルライブin橿原」に行ってきた。出演芸人は、三拍子、響、U字工事、ゴージャス、東京03、小島よしお、サンドウィッチマン。ほとんどがテレビでおなじみの人ばっか。しかし、これだけ有名人揃いのライブでも、ホールは半分も埋まっていない。地方公演って、こんなものなのだろうか?

東京03とサンドウィッチマンは、さすがネタの完成度も高いし面白かったのだが、トップバッターの三拍子もなかなか面白くてよかった。一番ワケわからなかったのがゴージャス。相変わらずの地球儀ネタだった・・・あの意味不明さが、好きな人は好きなのかもしれない。子供たちに人気だったのが響と小島よしお。

そんなこんなで個性派揃いのライブで面白かったですが、特に東京03とサンドウィッチマンを生で見れたのがよかったです。

ウェブ上のサービスの使い方

ここ数年、ウェブの進化があまりにも凄く、サービスも充実してきて素晴らしいのですが、それと並行して使い方が「画一化」してきている気がします。

ブログ、mixi、Facebook、Twitterなどのサービスは、ここ数年流行り出し、瞬く間に人々のライフ・スタイルを変えました。これらのサービスの特徴は「ユーザーが、HTML等専門的な知識無しに、手軽に楽しめる」という点です。そのこと自体は素晴らしいことですし、それこそがこれらのサービスが爆発的に広まった理由の1つであることは明らかです。しかし個人的には人々のこれらの使い方を見て「多くの人が、決められた同じ枠の中で、遊ばされている」と感じることがあるのです。まあ、中には内容の濃い「日記」を書く人もいますし、極めて重要な「呟き」をする人もいるでしょう。ただ、そうでなく、似たような日記を綴っているものは多いですし、それはまだマシだとしても「ネット上の牧場で牛を育てる」とか「お花に水をやって育てる」といったアプリ!あれはなあ・・・と思ってしまうのです(アプリ好きな人、ごめんなさい)。この状況を「遊んでいるようで、実はユーザーが同じように遊ばされている」と感じてしまうのは、私だけでしょうか?

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