90年代にヒット曲を連発、一世を風靡するも、詐欺罪により逮捕・起訴された音楽家・小室哲哉。私は特に小室ファンというわけではないが、天国と地獄の両方を味わった音楽家の話にはとても興味があり、読んでみた。逮捕された時の心境、深い反省、公判の様子、奥さんへの愛情、音楽への熱い情熱、今後の活動など色々と書いてあり、どの章も大変興味深く、一気に読んでしまった。
個人的に特に面白かったのは、90年代末に幼稚なJ-POPが幅を利かせたことに関する考察の部分だ。
テキスト
私は現在音楽制作用にはCorei7の自作デスクトップ、メールや文書作成、音楽鑑賞などにはCore2DuoノートPCを使用している。ふとノートPC用にスピーカーがほしいと思い、「パソコンで気軽に音楽を聴くためのスピーカー」という観点から、価格、メーカー、大きさなどを調べた。で、結局買ったのはコレ。
早速パソコンのオーディオインターフェースにつなげて聴いてみた。うん、かなりいい。napsterでNE-YOを聞いた感じだと、ドラムやベースがすごくクリアで、迫力ある音が聴ける（気がする）。一方、キース・ジャレットなどピアノ演奏を聴くと、低音がやたら強調され、こもった感じの音がしなくもない。ヘッドホンで聴いた時のキースのピアノのクリアさがいまいち表現されていないのだ。
総括…パソコンでちょっと聴く分には、十分。これで1万円程度というのはすごい。コストパフォーマンスが高く、良い製品である。ジャンルによって、少々こもりがちになるということはあるが、パソコンで気軽に音を楽しむという観点からは、十分。