テキスト

勝間和代氏の

 

 

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進化

学生時代から、半ば趣味でTOEICを受けている。選択式回答なので、クイズ的に気軽に受けられる。実際に役に立つか否かは最早どうでも良く、ハイスコアを叩き出すのが面白くて続けている。

先日、遂に自己最高の940を出した。ずっと800台を彷徨っていたので、一気に突き抜けた感じだ。連日英語の勉強をしていた時はあまり結果に繋がらず、直前にストリートファイターVのゲームで軽く遊んだ時に最高記録が出るのだから、不思議なものだ。

人間は何歳でも進化するものだ、と実感した。990もそのうち出せそうな気がしてきた。

ところで、TOEICは、就職、ビジネスに必須という意見がある一方で、簡単すぎるとか、点数を出したところで役に立たないとか言う意見もそれなりに多いように思う。

しかし私の知る限り、990満点取得者でTOEICに否定的な意見を言う人を見たことがない。990取った人は、それを武器に英語を教えたり、本を書いたりするのだろう。

人は結局、自分に有利になる発言しかしないのだ。

自分を客観的に見ること

時の総理大臣が、「私はねえ、自分自身を客観的に見ることはできるんです。あなたとはちがうんです!」と記者に言い放って辞任したことが話題になったことがあるが、自分自身を客観的に見るのは本当に難しい。

先日、趣味の卓球の初心者向け試合に出た。結果は決勝リーグまでは進めたものの、そこで敗退。惜しい試合だった。その試合をスマホで録画したのだが、後から自分で見てみると、何ともひどいフォームで打っている。足は動いていないし、腰も使えておらず、手打ちになっている。自分では、水谷や張本のように打っているつもりなのだが。。

ああいうトップ選手のフォームは恐らく、自分の努力だけでなく、コーチの客観的なアドバイスの元に出来上がっているものなのだろう。自然に見えるトップ選手の美しいフォームは、ある意味自然ではない。

 

 

 

予定通りに偶然に

もう10年以上前のKANさんのアルバム「カンチガイもハナハダしい私の人生」に、ASKAさんとのコラボ曲「予定通りに偶然に」という楽曲があるのだが、これが凄い。久々に聴いて改めてそう思った。

ショパンのバラードの如く、次々と魅力的なフレーズが繰り出されていくし、歌詞はASKAさんの晴天を誉めるなら夕暮れを待て、や、はじまりはいつも雨の歌詞の引用もあり、面白い仕掛けのオンパレード。

楽曲構成は複雑でありながらメロディ自体は至ってポップで親しみやすい。リードボーカルとサイドボーカルという感じでもなく、2人とも対等にそれぞれの持ち味を出して歌いまくる。いやあ、面白い。

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