テキスト

「IRIS」店頭販売その2

東京、池袋の「東京未来音楽」様でも取り扱って頂けることになりました。

お近くにお立ち寄りの際は、是非行ってみてください。

http://www.future-music.co.jp/

IRIS店頭販売

私がプロデュースしたCD”IRIS”(アイリス)、12月から東京都内のCDショップ・ディスクユニオンに置いて頂けそうです。

詳細分かりましたら、またご案内致します。
(2016/11/22追記)下記リンクです。
http://diskunion.net/jp/ct/detail/1007261332

KinKi Kids

ジャニーズの楽曲はそれほど聴くわけではないのだが、KinKi Kidsは時々聴きます。

デビュー曲の「硝子の少年」から、そうそうたる方々が楽曲提供しており、いいメロディーが多いし、特に剛さんの歌唱はかなりものなので。しかも、今は残念なことになってしまったASKAさんへのリスペクトが半端ないことでも、益々興味をもちました。歌い方もどんどん似てきています。

オリコンチャート初登場1位の記録を伸ばし続けているということで、ギネス記録更新しつつ、とてつもないことをやっていますが、それも納得のいく話ですね。「硝子の少年」「まだ涙にならない悲しみが」「夢見れば傷つくこともある」等々、失恋系の歌にいい曲が多いです。

UNI-VERSE

ASKAさんのUNI-VERSEという曲、何度聴いてもいい曲だ。あるころから「すべてはつながっている」「宇宙」といった、スケールの大きいテーマを語り、歌うようになった気がするが、これも、そんなテーマの曲。音楽としては、サビの順次上行音形が、力強く、希望に満ち溢れた世界を作っている。コード進行としては、E♭→C♭というちょっと不思議な進行を意図的に使っているところがさすがだ。

売れる売れないという話

ASKAさんが薬物に手を出した原因の1つに、ここ最近90年代ほど楽曲が売れなくなってきたという説がある。本当のところは、本人のみ知るところだし、ここに書くのも憚られるもっと別の理由も挙げられてはいるが、最近のアルバムも、どんどん売上が落ちてきていたと、とあるサイトで報じられていた。しばらくカバーが続いていたので、それがあまり売れないというのは仕方ないと思う。しかし、ソロ最新作のScrambleは、まぎれもなく最高傑作だと個人的に思うのだが、それでも数字はそれほどでもないらしい。一部の人の間で物凄く評判がいいが、確かに自分の周りに買った人はちと見当たらない。いいものを作っても売れるとは限らない世の中でやっていくのは大変だ。

今回の事件は、色々な教訓があったと勝手に思っているが、その1つに、「売れるか売れないか、評価されるかされないかという基準で悩んだり行動したりしてはいけない」ということがある。他人の評価等、所詮その人の気分や利害関係によって簡単に変わってしまうものであり、そんなものに左右されることほど虚しいことはない。そう考えると、仮にチケットが1枚も売れなくても自分にとって価値があるから演奏活動をしようという自分のスタンスは悪くは無いのかもしれない。

※幸い、チケットが1枚も売れなかったということはない。聴いてくれる方に感謝。

「そろそろね 気づいてもいいだろう 全ては自分だってことを」(いろんな人が歌ってきたように)

ASKAさんdemo

CHAGE&ASKAのファンクラブウェブ会員になった。今まであまりアーティストのファンクラブに入るという気にはならず、気に入った曲はCDを買えばいいと思っていたのだが・・・

にもかかわらず会員になった理由はただ1つ。ASKAさんの新曲demoが聴けるからだ。昨年の騒動以来、活動自粛しているASKAさんが会員限定でdemoを配信しているらしい。そんな噂をきいて、即会員になった。

なるほど、demoというだけあり、打ち込み主体のトラックで、販売レベルではない。音圧もあまり上げていないし。しかし、メロディーセンスは流石。ミディアムテンポの、優しい世界。ASKA節も健在。scrambleという名盤を発表して以後、それっきりだったので、思わず聴き入ってしまった。公の活動は自粛しながらも、マイペースに曲は作っておられるらしい。

私みたいに打ち込みでトラックを作る者にとっては、今回のような「大物アーティストの制作の過程」を聴けるというのは大変ありがたい。今回のトラックも、イントロ、アウトロがつき、スタジオミュージシャンが生音に変え、作り込み、高品質なサウンドに仕上がっていくのだろう。参考になった。

何よりも昨年色々叩かれながらもしっかり自分の世界を持ってやっているというところが素晴らしいと思う。ASKAさんに限らず、(色々理由はあるにせよ)ゴーストライター問題や論文問題といい、この国は目立つ人を色々理由つけて叩くことを好む風潮があるので、その点が心配だが、そんな中でも「オレ流」を貫き、どういう形であれ自分にとって価値のある活動を続けることが大切なんだと今回のdemoで教えてもらったと勝手に思っている。