キース・ジャレットのケルン・コンサートを改めて聴いている。キース・ジャレットはかなり聴いてきたつもりで、ケルン・コンサートのような代表作はもう十分聴いたと思っていたが、改めて聴くと、やはり神がかっている。特に、PartⅡbってのがすごい。マイナー・コードのオスティナートが続くと思いきや、少しずつ音をずらして何とも言えない響き(世界)を創り上げ、高揚していく部分が絶妙。これは多分コードネームで記号化できるようなものではないものなのだろう。
これを録音したのが30歳。この年でこれだけの演奏を成し遂げるとは。。。
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