テキスト

KinKi Kids

ジャニーズの楽曲はそれほど聴くわけではないのだが、KinKi Kidsは時々聴きます。

デビュー曲の「硝子の少年」から、そうそうたる方々が楽曲提供しており、いいメロディーが多いし、特に剛さんの歌唱はかなりものなので。しかも、今は残念なことになってしまったASKAさんへのリスペクトが半端ないことでも、益々興味をもちました。歌い方もどんどん似てきています。

オリコンチャート初登場1位の記録を伸ばし続けているということで、ギネス記録更新しつつ、とてつもないことをやっていますが、それも納得のいく話ですね。「硝子の少年」「まだ涙にならない悲しみが」「夢見れば傷つくこともある」等々、失恋系の歌にいい曲が多いです。

ミキシング/マスタリング

作編曲→演奏&プログラミング→ミキシング→マスタリング→ジャケットデザイン
CDであれ、ネット販売であれ、音楽が出来る過程はざっと上記のような流れになるかと思う。

このうち、ミキシングとマスタリングは、なかなか学ぶ機会がなく、本を読んで、試行錯誤でやっている。本に「正解がない」と書いてあったが、確かにこれらの作業に絶対的な基準はなく、バランスやエフェクトのかけ方で色々迷う。WAVESのHORIZONというなかなか凄いバンドルエフェクトも買ったが、エフェクトの数が多すぎて、余計に迷ってしまう感じだ。

ある本に「低音をカットしてスッキリさせましょう」と書いてあるが、別の本には「低音をカットしようと多くの本に書いていますが、カットしすぎると薄っぺらい音になるので注意しましょう」という具合だ。

ただ1ついえるのは、数こなすことで感覚は養われていくということだ。私も、決してうまくはないが、少しずつ知識と経験が増え、幾分マシにはなっている気がする。数こなすことが大事なのは、ピアノの練習と変わらないようだ。

ところで今の時代、上記制作プロセスをすべて1人でこなす人も珍しくはない(流石にCDプレスまで個人でやるという話は聞いたことがないが)。私も「トータルな音楽制作」を目指している。機材の進歩により、1人の力で成し遂げられることは確実に多くなっている。先行き不透明な時代だが、IT・機械の進歩が「個の力の増強」につながり、一昔前では信じられないようなことが1人で成し遂げられる時代になっているという意味では、ますます面白い時代になってきている。

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Taking Sides

本棚を整理していたら、ピアニスト、アファナシエフの講演を聞きに行った際の講演録が出てきた。「音楽と形而上学」というタイトルで、色々と難しい話が書いてある。

その中に、「Taking Sides」という映画の紹介があった。戦後の非ナチ化におけるフルトヴェングラーが主題のようだ。

「戦場のピアニスト」と同じロナルド・ハーウッドの脚本。「戦場~」は日本でも大変話題になり、映画館に行った記憶があるが、こちらは日本ではほとんど話題になっていないのでは?

残念ながら日本語版のDVDの販売は特にないらしい。You Tubeに映像がアップされていたのだが、ハンガリー語とロシア語のみ。映像だけで何となく分かりそうな気もするが、ちと厳しいか。

スモールハウス

最近、ミニマリストなるものに憧れて、その方面の本やブログをチェックするのだが、特に面白かったのが、『スモールハウス 3坪で手に入れるシンプルで自由な生き方』。主に海外で、それぞれに人生やライフスタイルについて考えた人が思い切ってスモールハウスを作り、物をそぎ落としながら、それでも十分に豊かな生活を送っている姿を紹介している。

格差社会や貧困が社会問題になって久しいが、相変わらず誰もが必要とする「家」のバカ高さ(賃貸・購入共に)にはうんざりする。働いてもなかなか賃金の上昇が見込めない世の中なら、アルバイトの給料でも程々に暮らしていけるような、家も含めた人生の選択肢を世の中は必要としているのではなかろうか?何十年ものローンを組んで家を買い、将来の自由の可能性まで失ってしまうのは何かおかしい、という著者の疑問は、私もうっすらと感じていたこと。数百万程度で程々の家を買ったり作ったり出来、そのあり方が世の中に広まっていけば、人々の幸福度は格段に増すのではないだろうか。スモールハウスに住むためには、物を極力減らすことが必要になるが、電子書籍は益々コンテンツが豊富になってきているし、昨年からは音楽の定額配信サービスも始まった。ノートパソコン1台ででかなりのことが出来てしまうわけで、物を手放しても充実した生活を送れる基盤は整ってきているように思う。

ただし、自分のように音楽をやっている人間は、楽器を置くスペースと防音設備が不可欠なわけで、そこのところにどうしてもある程度の資金はかかってしまうだろう。したがって、この本の紹介例ほどには私の生活はコンパクトにはならないと思う。ともあれ、将来的に、この本も参考にしながら、家を作ってみたいと思うのであった。家族が私制作の家に住むことをOKしてくれるかどうかが問題だが。

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You Tube

当研究室のYou Tubeチャンネル、なかなか更新出来ていない現状ですが、確実に見て下さっている方はおられるようです。

相変わらず、フーガト短調がダントツで視聴回数を伸ばしています。書き込みコメントを拝見した所、これは多くの方に「ハゲの歌」として知られているそうな。

これほどの名曲にハゲの歌というタイトルは、ビックリしましたが、ともあれこの曲の知名度向上に一役買っているのなら、それはそれでいいのかもしれません。

そしてそのアーティストをしらべてみたら、、、ブリトラでした。。。やはり。

2016年

新年明けましておめでとうございます。

今年も、音楽教室、演奏、作編曲、執筆等を継続していきたいと思います。昨年はHPの更新がコンサート前後以外はあまり出来なかったので、今年はテキスト、音共にもう少し充実させていきたいです。

皆様にとって良い1年になりますように。