テキスト

FUKUOKA by ASKA 精神力と行動力

今年も残すところあとわずかになりました。いかがお過ごしでしょうか?

さて、ここ数年、警察沙汰で話題になってしまっているASKAさんですが、いよいよ新曲発売に先立ってYou Tubeに発表されました。FUKUOKAという曲です。

歌詞の中に”僕のニューシネマパラダイス”という印象的なフレーズがあるのですが、ピアノのイントロの中に、モリコーネの例の映画の中の音楽を彷彿させる箇所があり、なるほど、という感じです。モリコーネの音楽は、はっきり覚えていないのですが、bmのコードのあたりです。って、文字では説明しにくいのですが。

ピアノとギターのアコースティックな伴奏に、ASKA節は健在。こういうシンプルな編成は、歌声と詩の世界がより際立っていいですね。とても参考になります。

それにしても、なんやかんやの騒動の中、アルバムにまとめ、発表まで漕ぎ着けたという、精神力と行動力は、流石。改めて、色んな意味で唯一無二のアーティストであることを認識しました。

「IRIS」店頭販売その2

東京、池袋の「東京未来音楽」様でも取り扱って頂けることになりました。

お近くにお立ち寄りの際は、是非行ってみてください。

http://www.future-music.co.jp/

キーボード

とある事情で、新たにキーボードを購入した。YAMAHA PSR353。

流石に鍵盤の軽さは、本格的なピアノとはかけ離れており、この価格帯では仕方なし、といったところか。しかし、音はそれなりにいい音で、自動伴奏音源が充実している。伴奏をガンガン鳴らして、主旋律を楽しめるという手軽さが魅力。

音楽を専門にしていると、「音楽は上位機種でやらなければ。やっぱりグランドピアノでしょ!」と思いがちだが、結構現場では「お手軽機種」が使われていたりする。そういえば、音楽療法士をしていた時も、オモチャの鍵盤で「革命のエチュード」や「月光ソナタ」を弾いたりしていた。立派なグランドピアノにはない、こういう機種ならではの楽しみ方も色々試してみたい。

YAMAHA PORTATONE ポータトーン 61鍵 PSR-E353

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¥16,755から
(2016/11/20 20:50時点)

IRIS店頭販売

私がプロデュースしたCD”IRIS”(アイリス)、12月から東京都内のCDショップ・ディスクユニオンに置いて頂けそうです。

詳細分かりましたら、またご案内致します。
(2016/11/22追記)下記リンクです。
http://diskunion.net/jp/ct/detail/1007261332

最近

アジアの人々の英語を仕事でよく聴くのだが、それぞれの国に独特のイントネーションがあり、なかなか聴き取れない。そもそも、アメリカ人の英語しか習ってないから、仕方ないのかもしれない。量をこなすしかないか。「テスト」と「実用」というのは、なかなか一致しないと改めて感じた1件でしたとさ。

Keith Jarrett: Hymns/Spheres

キース・ジャレットがオルガン・インプロヴィゼーションのアルバムを出している。Hymns/Spheresというタイトルのアルバムだ。

オルガン演奏は頻繁に聴くわけではないので、演奏の良し悪しははっきりいってあまり分からない。「あのキースが、オルガンを弾いている!」という理由で聴いている面が強い。しかし、繰り返し聴きたくなるサウンドなので、きっといいアルバムなんだろう。

少し調べてみたのだが、相当立派な歴史的オルガンを弾いているらしい。

途中の曲に、尺八にも通ずるような、何とも言えない揺れの美しい音があった。どうやって音づくりしているのか気になる。そう、オルガンの楽しみの1つは、音づくりにある。ソフト音源も画面上にストップが沢山表示されており、これをオン/オフを切り替えて様々な音色が作れる。これからPC上でではあるが、試していきたい。

それにしても、キースはピアノの神様だが、足鍵盤をどうやって対処したのだろうか?両手が達者に動くのには何の疑問もないが。

Hymns/Spheres

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オルガン音源

ある方から譲っていただいたパイプオルガンソフト音源、Hauptwerkの音が大変素晴らしく、遊び弾きしている。

重厚なオルガンサウンドが自宅で実現できるというのは、いい時代だなと思う。

バッハのオルガン作品のピアノ編曲版をよく演奏するが、オルガンサウンドを実感してみると、「なるほど。ピアノ編曲もいいけど、元はやはりオルガンだな」と改めて思う。

ここまでくると、足鍵盤も含めて本格的に機材をセッティングしたくなってくる。

Synthogy: Ivory ピアノ ハード音源が発売されない件

まあ、タイトルの通り、ソフトピアノ音源最高峰のIvoryのハード音源がなぜ発売されないか?という件です。

これ、今年(2016年)のはじめに、ハードの写真も公開され、結構楽しみにしていた音楽関係者も多いことかと思います。それが、2016年も終わろうとしているのに、なぜ発売日すら決定しないのか?不思議に思っていました。HP調べてもなかなか出てきません。2016年、ASKAさんの新作インディーズアルバムと同じくらい楽しみにしていたのに。(ASKAアルバムは2017年1月発売だそうです。)

色々調べて分かりました。投資家が資金提供から手を引いてしまったため、資金がなく、製品化のめどが立たなくなってしまった、とのことです。関係メーカーのFacebookページに書いてありました。まあ、こういう専門家向けの製品は、初音ミクみたいな一般の人も巻き込んだ大ヒットは難しいでしょうし。投資家も色々考えてしまったんですかね?内側の事情は分かりませんが、新たな投資家が見つかり、製品化されるといいですね。もう、完成品の姿まで公開されているわけですから。

どんなに素晴らしいアイデアも、資金なしには製品化できない、ということですね。

Soundのページについて

このHPは、私がとりとめもなくダラダラ文章を書くことも多いですが、元々は私の「音」をマイペースにネット上に公開したいということで始めました。ですので、Soundがコンテンツの中心だと思っています。

当初はフラッシュプレイヤーが再生しやすいということで、このHPを制作してくれた友人がフラッシュプレイヤーで再生しやすいよう設定してくれました。が、いくつかのデバイスで試したところ、スムーズに再生されるものとされないものがあることが分かりました。

ということで、今後しばらくは、今全世界の音楽関係者が使用しているSoundcloudを使ってみようと思います。

少し試したところ、カスタマイズしやすく、使いやすい。ユーザー目線で作られていて、いいなと思いました。「徹底したユーザー目線」。世界的に成功しているサービスの特徴でしょうか。

ピアノ音源。Synthogy Ivory

よく、「真剣にピアノをやりたければ、グランドピアノしかない」という意見を聴く。まあ、基本的にはその通りで、グランドピアノのタッチ感と美しい響きは、何にも代えられない。私もクラヴィノーバ→アップライトピアノ→グランドピアノと、楽器を変えてきた。

音楽制作を行うようになってからは、それとは別に、シンセサイザーも弾くようになり、それに伴いピアノ音源は結構いくつも試してきた。例えば、SteinbergのThe Grandは、本当にいい音で、よく使う。これは、グランドピアノの「深く豊かな音」とは別の、「キラキラしてクリアな音」で、固有の美しさを持っていると感じている。友人が「本物のピアノにはない良さがある」と感心していたことがあったが、まさにそんな感じだ。

このような理由から、
・ソロピアノ→グランドピアノ
・バンド演奏の中でのピアノ→ピアノ音源

このような使い方を、ここ数年してきた。

ところが、最近、考え方を変えなければいけないのでは、と思い始めている。Synthogy社、Ivory音源、デモを聴いてみた。ショパンやベートーヴェン、ドビュッシーの曲を弾いているのだが、最高級グランドピアノの音がする!少なくとも私には、電子音源だという区別はつかない。いや、「電子音です」と分かって聴くので、曲によって微妙にわかる気がしなくもないが、、、もし「これはホールで録音したものです」といって聴かされたら、完全に信じてしまうレベルだ。

面白いことに、本家HP以外でいくつもIvory音源の演奏動画を見てみると、弾き手によってすぐ電子音源と分かってしまうものもあるので、本家HPでショパンやドビュッシーを弾いている方は相当うまいのだろう。

数千万のスタインウェイのDやヤマハCFXに限りなく迫る音が数万円・・・PCとかMIDiキーボードなど、仮に一式そろえたとしても、せいぜい数十万円・・・時代は変わる。

http://synthogy.com/index.php/demos/american-concert-d#A