テキスト

ミキシング/マスタリング

作編曲→演奏&プログラミング→ミキシング→マスタリング→ジャケットデザイン
CDであれ、ネット販売であれ、音楽が出来る過程はざっと上記のような流れになるかと思う。

このうち、ミキシングとマスタリングは、なかなか学ぶ機会がなく、本を読んで、試行錯誤でやっている。本に「正解がない」と書いてあったが、確かにこれらの作業に絶対的な基準はなく、バランスやエフェクトのかけ方で色々迷う。WAVESのHORIZONというなかなか凄いバンドルエフェクトも買ったが、エフェクトの数が多すぎて、余計に迷ってしまう感じだ。

ある本に「低音をカットしてスッキリさせましょう」と書いてあるが、別の本には「低音をカットしようと多くの本に書いていますが、カットしすぎると薄っぺらい音になるので注意しましょう」という具合だ。

ただ1ついえるのは、数こなすことで感覚は養われていくということだ。私も、決してうまくはないが、少しずつ知識と経験が増え、幾分マシにはなっている気がする。数こなすことが大事なのは、ピアノの練習と変わらないようだ。

ところで今の時代、上記制作プロセスをすべて1人でこなす人も珍しくはない(流石にCDプレスまで個人でやるという話は聞いたことがないが)。私も「トータルな音楽制作」を目指している。機材の進歩により、1人の力で成し遂げられることは確実に多くなっている。先行き不透明な時代だが、IT・機械の進歩が「個の力の増強」につながり、一昔前では信じられないようなことが1人で成し遂げられる時代になっているという意味では、ますます面白い時代になってきている。

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